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血まみれスケバンチェーンソー 感想

 25, 2016 02:11
私の大好きなスプラッタ漫画家三家本礼原作によるコミックの実写映画化作品です。
コミックの実写化と言えば概ね芳しくない出来になることが多いですし、この企画の一報を聞いた時は正直不安と絶望しかありませんでした。
三家本作品は過去にゾンビ屋れい子や巨乳ドラゴンが実写化されていますがいずれもミカモンテイストがほぼ無い別物に仕上げられており、そもそもの作風もあってミカモン作品と実写の相性は最悪だと思っていました。
しかし、すぐに公開されたメインビジュアルを見て一筋の光明を見た気がしました。
褌姿も凛々しい、チェーンソーを構える内田理央さん扮するギーコの写真。
これはかなり上手く再現しとるやんけ!とここで浮かれるわけには行かないと自制しつつも徐々に期待が膨らんできたものです。
さらに情報が増えてくるに連れ、これは今までの三家本原作の実写化とはちょい違うんじゃね?という希望が湧いてきました。
ぜひ観たいとは思ったのですが、残念ながら県内の映画館では公開しなかったので円盤発売を待つこととなりましたが…。

というわけでブルーレイを入手しましたので早速視聴。
これは…。うう…。むむむ…。
いけるやん!
低予算邦画にありがちなチープ感は否めないものの(これはしゃーない)、勢いやテイストがまんま三家本礼しとる!
ポップなグロ・スプラッター描写やブラックなギャグ、キャラのノリが求めていたミカモン作品の実写化として再現されているのです。
これは嬉しい。
原作の最初のネロ編を元に、映画の尺に収まるよう改変はされているもののそれも必要最低限に抑えられていてミカモンの味を損なわないような配慮も伺わせる造りになっています。
元々物語自体は勢いに任せて突き進む感バリバリのものですのでこのパッションをいかに殺さずに作るかが実写の鍵だと思っていましたが、原作のノリそのままに無軌道に展開される血みどろバトルに血沸き肉踊りつつも随所にニヤリとさせられるところもあってまさにミカモンな感じに仕上がっていると思います。

演者さんも各々素晴らしい再現度です。
ギーコ役の内田理央さん、ネロ役の山地まりさんは特に原作そのまんま。山地さんのネロなんかもうマジ本人。流石に常に斜視でいるのは無理でしたけど、このキャスティングのハマり具合はタダ事ではない。
爆谷も衣装こそチアに改変されていましたがなかなかの熱演でしたしオリキャラの怨憎も原作にいそうなミカモン風味で作品の内容を壊していませんでした。
まるで座薬注入のような爆谷への次弾装填とか、カナリおかしい担任教師とか笑いどころも多いです。
過去実写化で辛酸を嘗めているミカモンもかなり協力しており、改造死体の修学旅行や体育祭の描きおろしイラストが作中で使用されていたりしてサービスも満点。
脇キャラですが忍者部もヘンなキャラで面白い。オッパイ担当はチョイブサ巨乳でマニアックなツボ突いてくるし。
おちゃらけだけじゃなく、ギーコの怨憎への啖呵や工作部部長のギーコ説得などなかなか熱い部分もしっかり作っていて好印象です。
過去の記事で度々述べていますが、こういったメディアミックスで重要なのは原作への愛、リスペクトだと思うんですよね。それがなく単に話題だからタイトルと上澄みだけ頂いてあとは監督の好き放題とか、ありがちですよね。でも今作はしっかり原作に敬意が払われていて気持よく見れました。やはりこういう原作付き作品はまず一番の顧客であろう原作ファンを満足させてナンボですよね。(私以外の評価は知りませんが)

結構褒めましたが、ちょっと気になった点もあります。改変部分に絞ります。
まず爆谷がチアガールにされてる改変。キャラの衣装の多様性を出したかったのかもしれませんけど、私的にはもとのセーラー服の方が良かったなぁと。でも普通のセーラーだとアンスコ穿けないので、マンコミサイルの時露出が増えちゃうから女優さん的にNGだったのかなと推測します。
もう一個はネロの人間的弱さを垣間見せちゃったところ。徹頭徹尾ゲスであってこそのネロだと思うのでそこはうーんって感じでした。でも結果的に屋上でのラストバトル(というかチューからのトドメ)が綺麗だったので別にいっか。

どこまで行ってもB級以下でしかありませんが、そういうのが好きな人にはオススメできると思います。
音声特典で私の好きなオーディオコメンタリーも入っていたし、満足度は高かったです。



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