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×× OF THE DEAD 感想

 08, 2015 23:10

『×× the of dead』



20150907 (3)
私は触手ものは滅多にやりません。これまででも多分ク・リトル・リトルとそのFDくらいのもので、どっちかといえばジャンルとしては嫌いな部類です。
それなのになぜ本作を購入に至ったかと言えば、ゾンビが大好きだからです。ホラー映画全般好きですがなかでもゾンビジャンルを特に好んで観ます。
そんな私が「OF THE DEAD」の文字に反応しない訳がなく…。
勿論公式HPを見ればすぐにこれがゾンビものだけど触手ものだということはすぐに分かりましたが、それでもこういったゾンビパニック・サバイバルシチュエーションをエロゲでプレイできるとあっては買わずにはいられなかったのでございます。

ちなみに本作タイトルの読みは「オブザデッド」ですべてだそうです。××の部分に読みは無いとのことで、実際起動時のタイトルコールでも「オブザデッド」としか言っていません。

というわけでプレイしたのですが、どうにも今ひとつプレイアビリティがよろしくないですね。
使う使わないはともかくとしてCTRLスキップが出来ないというのは私にとっては大減点です。
周回プレイが必要なのに次の選択肢までジャンプが無いのも終盤疲れました。特にちょっとコンプリートがちょっと難しかったので尚更。もうスキップかけっぱでテキストが止まる部分を探してひたすらロードを繰り返すのは正直苦行。物語を楽しむもクソもあったもんじゃありません。
こういった、ストーリーものだからこそシステム周りはユーザーフレンドリーにしておくべきだと思います。
あとシステム面といえばモブ音声のオンオフが無いのも辛かった。といいますのも、モブキャラやゾンビの方々の演技がなんと言いますかあまりにも…で物語の緊張感を削ぎまくっていくのです。「ぐおおおおおー(棒)」とか現代エロゲでこれはハッキリ言ってきつい。
こらアカンとモブのボイスオフにしようとコンフィグを見ればその設定ないじゃん!おおまかに男女別のオンオフ設定しかない…。
私は断腸の思いで全ボイスをオフにしました。物語を楽しむ上でキャラクターに声があるメリットとモブの声を聞き続けるデメリットを天秤にかけた結果です。モブ・ゾンビ(ロブ・ゾンビみたい)の声だけカットできればなぁ…。

ここまではシステム面のお話でしたがここからは内容について。
物語自体はゾンビ物としての基本はちゃんと守られているし閉鎖空間でのサバイバルの緊迫感もそこそこあって楽しめました。
ただ、誰も水や食料の心配をしないのは若干気になりました。結果として1日で決着してるんでいいんですけど。これは物語全体のボリューム感にも関連しますがやや短いかなぁ。1日ではなくせめて数日立てこもった方が緊張感も出ただろうしキャラクターにも愛着が持てたかも。まぁキャラについて詳しく知りたい人はWeb体験版やってねってことなんでしょうか。(やってない)

当初不安視していた主人公以外の男キャラの存在ですが序盤から結構ポンポン死んでいくのであ、これは竿役ですらないなとすぐにわかる仕掛け。
ヤケを起こして女の子を襲いそうな不良クンも全然そんなことはなく、無駄死にではあるもののなかなかカッコイイ死に様。
MinDead BlooDの田上さんみたくマニアックコップ化するかと思われたお巡りさんもまたしかり。
腹に一物ありそうな教師も特に害を及ぼすこともなく…とちょっと拍子抜け。
ただ、女の子の靴下でシコる変態やサブキャラ同士のカップリングはあるので独占したい方々にとって完全に安全かと言えばそうでも無いでしょう。(そもそも独占したい人はこういう作品やんないか…)

男性陣が結構いいところを見せて散っていく反面、我らが主人公クンはといえばこれが結構情けない。
キャラ紹介ではイケメンだし強そうだし頼れそうですけど意外と使えない男です。しょっちゅうケガするし判断を誤るし足を引っ張るとまでは行かないものの凡庸な主人公です。
まぁスーパーマンではない分感情移入がし易いという側面も無きにしもあらず。
そもそもキャラ紹介と作品内容との乖離は主人公に限ったことではなく、つつじ先輩が弓で活躍はそんなにしないし稲城先生が銃で活躍もそんなにしない。などなど、設定されている得意分野が物語上役に立つことがほとんど無いんですね。
そのあたりをしっかり物語に絡めていけたらもうちょっと違った展開になったかも知れませんね。ますますハイスクールオブザデッドに似ちゃいますけど。
そういう個々の活躍の場が少ないためキャラの個性が分かりにくい面もあります。特に記者の上大岡さんなんてホント何もしてませんもの。いなくても良かったんじゃね?ってくらい存在感無いです。バッドエンドの最後に手記を残すだけの役割でしょうか。単独のエロシーンも無いのでエロ担当ですらないですし。

シナリオ自体はまずまず楽しめました。ゾンビが結構強い設定なので為す術もないという絶望感は個人的に好きでした。
主要キャラはそれなりに慎重に行動してるんですがそれを上回るゾンビの意外な配置によって窮地に陥っていきます。序盤の選択肢はどれを選んでも展開は一緒みたい。
エンディングもほとんどがバッドエンドで後味良くないのもゾンビ物としての作法を踏まえているなぁと好印象。バリバリのハッピーエンドはこういうジャンルには相応しくないと思っていますので。
先に述べたモブのあまりの棒具合に、一時は学芸会の演劇オチではないかと本気で心配もしましたがそんなことはなかったので良かったですw
やはりゾンビものはバッドエンドが引き締まりますね。
結局ゾンビは一体何なのか、どこから来たのかとか一切明かされませんけどそれで正解だと思います。一部エンドで今後の希望が示される程度はありますけど基本的に一介の学生がそんなの知れるわけ無いですし、必要以上の種明かしは興ざめするだけです。謎の存在でいいんですよ、ゾンビなんて。
たどり着くのに非常に難儀したトゥルー?エンドですがこれはトゥルーというよりもオマケの色合いが強いでしょうか。主人公とヒロインのエッチが連打されるハーレム展開。もちろんオチも有りますけど、うーん、これは賛否分かれそう。私は後述する理由で好きですけど。
あと、テキスト面で言いたいことをひとつ。イヴェット=ルビー=プレスコットさんの呼称を統一して欲しいということ。多分主人公視点が中心だと思いますけどイヴェットって呼んだりルビーって呼んだり安定してないの気になるですよ。

続いて、エロについて。
先に述べたように、私は触手ものについてさほど経験がありません。そのため本作の触手エロがジャンル上のスタンダードなのかそうではないかの判断ができません。(玄人の意見望む)
そんな触手素人の私の感想ですが、面白いと思いました。
エロシーンの感想として面白いっていうのはどうなんだと思いますが、絵的には派手ですし画面上で変化も多分にあって見た目も楽しい、やはり面白いというしか無いですね。記事冒頭に掲げたスクリーンショット一枚見ても中々楽しいです。
触手が苦手ですのでさすがに本作で抜けはしませんでしたが、エロいなとも思わせられましたのでこれはこれで悪くはないのでしょう。
ただ、ちょいちょい触手が鼻の穴にも突っ込まれてたりしてるので(CG上ね)そこが気になりました。これ、触手モノでは普通なんですかね。
触手以外のエッチシーンも幾つかありますが、こちらも悪くないと思います。特にトゥルー?での3Pと稲城先生のフェラが気に入ってます。

さて、結論でございますが、この物語は、ブラコン拗らせた妹の愛の物語である。と言ってしまってもさほど間違いではないと思います。
トゥルールートも兄である主人公を縛り付けておこうとする内容であることからもおそらくメインではないにしろテーマの一つであることは確実かと。そんなわけで、私は断言するのです。
今作の最萌えキャラはブラック董華ちゃんである!と。
正直、私はこの妹キャラが開始当初はあまり好きではありませんでした。
冒頭から兄をオカズにオナニーぶっこいたりとキモウトの素質十分ではあったものの、いい子ちゃんで病弱キャラ推しなところが鼻について印象は良くなかったのです。こんなんではハリウッド映画のヒロインよろしくこういうサバイバルものでは多分足を引っ張るだけのウザいキャラになるんだろうなーと。
ですがいざ事件が起こってみればそんなことはなく、殆ど足を引っ張る暇もなく早々にバケモノにゴックンされて退場してしまうという大活躍。その際おしっこお漏らしするというサービスもありなかなか見どころのあるやつと見直しました。(効果音はもっと頑張ろう)
その後、大方の予想通りゾンビとなって再登場するわけですが、この触手の力を得てブラコンパワーをアップさせた董華ちゃんのなんと魅力的なことか…!
威風堂々、傍若無人に破壊と陵辱の限りを尽くし、ゾンビを従えゾンビを増やしかつての友人たちをサツガイする。
その全ては兄とイチャコラするためという行動原理、素晴らしい。
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兄のものであればそれが破壊衝動であれど全て受け入れ、兄が望むままに殺されるという、お兄ちゃん大好きはきゅーんぶりに私メロメロでございます。
そんなイカレ妹董華ちゃんが創りだしたであろうトゥルー?ルートの都合の良い世界もだから私は肯定しちゃいます。
というかこの物語全部が董華の妄想でもいいやってなるくらい、このブラック董華ちゃんの豪快さ気に入りました。
でもまぁ冷静に見れば陵辱ゲーとしては大したことをしてるわけでもないので、やっぱり死ぬ前の大人しい小動物っぷりからのギャップが大きいんでしょうね。これもギャップ萌え!
最後の兄と腕くんで歩くイベント絵で、背中から触手ニョロー!とかしたほうがホラー映画のラストカットみたいでよかったかも。
一点だけ気に入らないのは、この創造世界で董華が兄を名前で呼ぶこと。
あくまで兄として妹として全うして欲しかったなぁ。

最後に、本作のブランドSYOKUの中の人の対応について一言。
ゲームの内容に直接関係あるわけではないですが、Twitterでも気軽にリプライをくれますし、私の(私だけじゃないかも知れないですが)「応援バナーおーくれ!」という図々しいお願いにも神龍のごとき迅速さで対応してもらったので非常に好感を持ちました。
陵辱・触手は苦手なので継続して購入とはいきませんけど、応援していきたいブランドになりました。
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