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Vol.2の感想で続きが待ち遠しいと書きましたがもう発売されました。
普通に発売日を1ヶ月勘違いしてたオチ。

それはさておき早速プレイしました。
うーん。タイトルに偽り有り。

「ゾンビのあふれた世界で俺も襲われまくり」

今作はこれが正しい。

確かに一般ゾンビには襲われないですが、いわゆる知性体にはめっちゃ襲撃されてますからね。てかメインターゲットといっても良い。

前回のヒキでは市役所内になにやら不穏な気配があることを匂わせていましたが、それが顕在化します。
武村と調達班の不在の間にクーデターが勃発。
コミュニティの主要メンバーが全て殺され牧浦せんせ達が人質に。
うーん。
私がウォーキングデッドをイマイチ好きになれない理由がこれ。結局人間の敵は人間になっちゃうこと。
ゾンビ発生状況下での極限の人間ドラマは好きですが、お前ら人間同士で殺し合ってる場合じゃなかろーもんという。
ともあれ、ここからどうなるか見ものでしたが、意外やあっさりと反乱は鎮圧されます。
もう驚きの深月ちゃん大活躍の巻。
Vol.2ではやや影が薄かった深月ですが、初代ヒロインの面目躍如といった感じで内部から犯人グループを撹乱。
それに外からの調達班の突入で無事制圧されます。
うーん、あっけない。

その後知性体率いるゾンビ軍団の襲撃で武村が負傷した際も深月ちゃんのアグレッシブさはとどまることを知りません。
いやもうほんとに深月ちゃん大活躍すぎない?
そして一方Vol.2ヒロインの牧浦先生があまりに空気。
実際何もしてないという。この扱いの差は一体なんなのさ。あまりに不憫すぎません?
結局反乱鎮圧後ほぼ完全にフェードアウトしちゃうかわいそうな人でした。
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その後知性体との決戦もあるんですが、これがイマイチ。
戦闘自体はいいんですが、終わり方がいまいちスッキリしないというか、痛み分けみたいな感じで終わっちゃうのがなぁ。
知性体の出自みたいなものにも触れられてないし、結局髑髏男も倒せてないし、問題の先送りでしかないのがモヤモヤしますね。
今後もVol.4以降と続いていくなら分かるんですが、まだ決定してる訳でも無さそうなのがなんかもにょる...。

戦闘の最中、コミュニティに戻るか時子と一緒にいるかでエンドが分岐するんですが、武村どんだけ時子ちゃん好きやねんと。
Vol.2でも時子エンドがありましたが、今回の時子エンドも私は好きです。
2人でキャンピングカーを駆って交易商人するエンド。いろいろ楽しそうで良かったです。

一方コミュニティに復帰するエンドも悪くはないです。
デレ後の深月がめっちゃ可愛いし尽くすしエロいしでもう素晴らしい。
惜しむらくは、深月の幼馴染の男が涙目敗走するとこを見せて欲しかったですけど。
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駐屯地で助けた少女は結局あまり本筋には関わってこなかったですね。
深月の弟の生命維持装置としての役割しか無かったのか。


えちーは相変わらずクオリティ高いと思います。
シーン数自体は多くないですが、描写も丁寧で絵も美麗でよろしいかと。
前から思ってましたが、えち中のカットインも妙にエロくてイイネ!
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とりあえずこれで物語は一区切り、なのかな?
深月エンドも時子エンドもそれぞれ味があっていいと思いますが、牧浦先生があまりにも不憫なのと、知性体関連を完全に放置なのが色々とモヤモヤが残ります。
是非に続編を希望したいですが、無理なのかなぁ。
あとはVol.0待ちですね。
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バタフライシーカー 感想

 14, 2018 23:01
シルキーズプラス A5和牛 『バタフライシーカー』

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ななリン、あけいろとサスペンスエロゲの良作を繰り出したシルキーズプラスの(ラインは違いますが)新作。
妙に治安の悪い都市で活動する学生捜査員(ムシクイ)の活躍を描く作品。
無茶でご都合主義な設定ですがまぁエロゲですしそこは別にいいです。問題はそこまで無茶をした意味があるのか、作品の出来の方ですので。

クリアした結果ですが、非常に良かったですね。
死体に触れることで死の遠因を垣間見る「バタフライシーカー」能力を持つ主人公と仲間たちが手がかりを集めて犯人を追い詰めていく主軸に、伝説の連続殺人犯「蜘蛛」が絡む、真っ当なミステリエロゲに仕上がっていました。

テキストはごく読みやすく、誤字脱字も気にならない程度でシナリオに没頭できます。いいね。
最初の事件は連続拷問殺人事件。これだけで猟奇犯罪好きにはたまらないです。
主人公の能力で見える映像はあくまで死の遠因なので直接事件の証拠となったりしないのが非常にもどかしい。
でもこのバランスが素晴らしいですね。
地道に手がかりを集め(その過程にややご都合はあるものの)、証拠を固めて状況を整理していくのはとても面白い。
文章の穴を埋めていく推理パートは推理というよりはまさに状況整理。テキストを読んでいればすぐ分かる難度なので物語の邪魔にもならず、いい塩梅。
拷問殺人は犯人の動機も面白いし、梓センセが巻き込まれたり、巻き込まれた事によって被害者の共通点が浮き彫りになったり積み重ねが良いです。
解決の力業がちょっと気になったけど、主人公含めたムシクイメンバーのキャラ性を際立たせるという意味ではこれでも良かったのかな。

んでその後各ヒロインごとに別の事件を追うのが個別ルートになります。
不規則連続殺人、連続撲殺事件、連続絞殺事件と興味惹かれる事件が目白押し。
私はこの中では、羽矢ルートの連続撲殺事件が一番好きでした。
この3事件と平行して、蜘蛛復活を思わせる連続殺人もあったりするわけで米花町や不動高校も顔負けの無法地帯ですな。
すべての元凶的なものを最後に出してきたのはちょっとどうかと思わなくもないけど、それを含めてよくまとまっていたと思います。
トゥルーでは序盤から巧妙に配置された布石、伏線もそれなりに回収されるので上手いなーと思いました。
ただ明かされた真実の通りなのなら、犯罪の専門家でもない蜘蛛がなぜ犯罪心理にあそこまで精通しているのか、気になります。
独房で主人公のために犯罪の勉強してるのかしら?

とにかく、エロゲとしては比較的真っ当にミステリしていたのが好印象でした。
シナリオで好ましかったのは、バッドエンドがそりゃもうバッドだったこと。
死んだり殺されたりと絵に描いたようなバッド。そこを日和らなかったのは素晴らしいことだと思います。
一番好きなバッドは優衣ルートかな。まさに呪縛。
なんなら優衣BADはトゥルー含めた全エンドで一番好きまであります。

もうちょっとグロイシーンがあれば小躍りしたんですが、そういうシーンは皆無でしたね。もちろんテキストでの説明はあるんですが、絵での表示は無し。
せめて被害者の共通の傷跡とかは絵で見せればユーザーもすぐに気付けたりするんじゃね?と思ったり。
グロい死体もオンオフできるようにすればとか。
ななリンやあけいろはその辺容赦なかっただけにちょっと期待はずれではありました。些末な部分ですが。
そいえば、猟奇犯罪・シリアルキラーにありがちな、性に絡んだ事件が無かったですね。ラストのシリアルキラーキラーは犯人サディストだったので性的に興奮してたかも知れませんが、他に取り上げた事件は見た目はどうあれ犯人の意図としての性的なものは無いのが意外。エロゲなのにね。

私事ですが、過去にちょっとだけミステリに傾倒していたことがあるので、どの事件も先行する作品をを想起させるものがありました。
無論完全なオリジナルの事件を作るのは難しいですし丸パクリというわけでもないので気にするほどでもありません。
ただ知識としてそういう作品群を知っていたので事件の真相に当たりをつけやすかったなーとは思いました。


ヒロインキャラはどれも割と好印象。
地味巨乳先輩も元気系武闘派後輩も姉系保護者先生も大好きです。
この中だと後輩羽矢が好ましいかな。あのまっすぐさは非常に良いと思います。
その直情径行ゆえの危なっかしさ含め愛おしいキャラでした。シナリオもそこそこ。事件自体の面白さもさることながら、その素性が主人公と意外なつながりもあって良かった。ただ、その告白を初えっち後のしあわせ一杯ピロートークでやってしまうのはちょっと性急すぎかな。
先生は個別ルート無いのが残念。えっちはあるけど。
千歳先輩は過去が重いよ。方向性は違えど両親絡みのトラウマということでグリザイアのさっちんを思い起こしました。
事件自体は物語の本筋からちょっと外れてましたけど、先輩個人の問題に直結するという意味で良い話だったと思います。

…メインの中から意図的に2人飛ばしました。
人の感情の機微に敏い同級生天童優衣。
見た目は良いんですが、やや苦手。嫌いではないんですが、結構主人公の内面にズバッと斬り込んでくるのがちょっとなーと。
えちーはドエロかったので良いんですが。

それから主人公の義姉。
これはもう別格中の別格。
おねーさんで、CVかわしまりのなんですからもう勝利は約束されたも同然。
そして当然のように圧勝していくあたりかわしまりのは神
その愚直なまでの主人公愛が凄まじかったです。
ちょっと趣は異なれど、なつくもゆるるのお姉ちゃんを思い出しました。なおこちらも中の人はかわしまりのの模様。
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えっちーは非常にえっち。
回数は多くないし、特別アブノーマルな行為があるわけでもないけど、構図が絶妙だったりしてなんというか、こう、「刺さる」エロが多かった印象です。なので万人にとってエロく感じるかどうかは分かりかねます。
羽矢にあった添い寝ピロートークを全員に完備してくれたらなお良かったんですけどね。
優衣には全裸で抱擁しあうのが有りましたが。
あとやはりもう一回ずつくらいはえっち欲しかったかなぁ。
でも全体にボリュームが無い構成なのでシーン入れるのは難しいかな?
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システム的には可もなく不可もなく、必要最低限は揃っている感じ。
ただバックログからジャンプできないのが減点ですね。
やっぱり今どきはこの機能が欲しいのですよ。
推理パートのムシクイ穴埋めは難易度も適度で良かったと思います。
パッチ当てれば正解した体で進めることもできますし。


全体的に見て、非常に良く出来た作品だったと思います。
まだ今年も序盤ですが新作では一番好きですね。大昔、デアゴスティーニのマーダーケースブックを猟奇殺人の号だけ買い集めていた私にとってはとても興味をそそられる内容でしたし、普通に満足。
ただ、ちょっと触れましたがボリューム不足を感じないでもなかったですね。
もう少し長めのボリュームを取って欲しかった部分もチラホラ。特に恋愛部分にそれを感じます。
告白からエッチまであっという間ですし、先に述べたピロートーク中に重大事実をぶっ込んできたりする構成もボリューム不足の為せる業なのかなーと。もうちょっと積み重ねみたいなのがあれば唐突感無かったと思うんですが如何に。
ただ、このくらいの長さがプレイしやすいの言うのも事実なのでその辺りのバランスは難しいところではあると思います。
それから、ななリンなどに比べてコメディ成分が少ないのもちょっと残念でした。終始クソマジメという訳ではないにしろ、もう少し笑いの要素があっても良かったかな、と。その方がムシクイというチームの魅力がもっと出たんじゃないでしょうか。

そんなわけでとても良かったのでトゥルーエンド後の、新年度に入ったムシクイチームでの続編が見たいです。
千歳先輩は卒業してしまいますが、彼は加入するでしょうし、新入生の新ヒロインを加えたりして。
トゥルーだと誰ともくっついていないから行けるでしょ。
シルキーズプラスさんは是非に作ってください。

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異色ゾンビサバイバル、待ちに待った続編です。(Vol.1の感想
正直、出ないんじゃないかと懐疑的になってましたがいつの間にか出てました。
TwitterのTLに流れてこなかったらずーっと気づかなかったやつだこれ。
公式サイトを確認すると、すでにVol.3、そして前日譚Vol.0の発売も決まっているようで、高まりますな。

前作ラストでスーパーから脱出した武村と深月が難民の避難所になっていた市役所に辿り着くというところから2が始まります。
人が増えることで面倒くさい部分も当然増えるわけですが、武村は相変わらずマイペース。
良くも悪くも他人に振り回されないので読んでる側としては気楽ですね。

適当に役所を抜け出して探索したり、マンションに戻って時子ちゃんとえっちしたりと好き勝手やっております。
ここから分岐する時子ハーレムエンド、結構好き。
襲われない代わりに自身の老廃物をゾンビが食べるをこと発見し、綺麗な女性ゾンビに体中ペロペロさせるというナイスアイデア。
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誰だってそーする。俺だってそーする。
女子大の寮から気に入った外見のゾンビ持ち帰って築くゾンビハーレム美味しいです。

んで、ハーレムらない本筋ルートもまた面白い。
人が大勢いるがゆえの軋轢とかが出始めて濁り始める、避難所の空気感が絶妙。
深月の自称彼氏とか荒くれチームとか新キャラもそれぞれこの閉塞状況ではいい味出してます。
この荒くれ者たちが、物資の調達を買って出たりと(今の所)意外と良い奴らで拍子抜け。もっと彼ら絡みでトラブルとか起こるかと思いましたが、武村との相性も悪くは無さそう。今後どうなるかわかりませんが。
深月の彼氏は武村に対抗心アリアリでちょっと面白いですね。それが原因で近い将来大失敗しそう。
深月は明らかにこっちに惚れているので彼女自身の意思で武村側を選んで欲しい。
新ヒロインの女医・牧浦も深月とは違ったオトナの魅力で非常に良いです。好き。
皆に頼られるプレッシャーからヤク中気味になってるという笑えない設定ですが。キメセクっぽくて悪くないです。
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ていうか今回の武村、明らかに異常。確かに深月の身体と引き換えに彼女と弟たちの安全を請負いはしたけど、自ら手術までしようとするとかあまりにおかしい。
ゾンビに襲われないという特異体質から常にニュートラルな印象ありましたけど、この「約束を違えたくない」というある種の強迫観念にも似た執念はちょっと意外。一枚絵とも相まって軽く恐怖すら覚えます。
自分でマニュアル読み込んで手術に必要な機材を初見で立ち上げることができるハイスペックぶりも凄いよなぁ。
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プレッシャーとトラウマのせいでこの辺りの牧浦センセがカスなのである程度仕方ないのかも知れませんが。

えっちは本編中は一回だけ。
でもCG枚数もつぎ込んでるし差分も結構あるし、悪くないと思います。まぁ、それメインの作品じゃないですけど、シーンのクオリティ自体は高い方なんじゃないでしょうか。
えっちぃテキストも丁寧で好感もてます。
本編以外でのオマケで別途補完するシーンもありますのでそちらも合わせて価格以上のレベルかと思います。
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システムはロープライスなりのものが揃っています。
価格を考えれば及第と言った所でしょうか。可もなく不可もない感じ。
不具合もないですし。上等ですかね。


総合的に見て、価格以上のクオリティがあると思います。これは前作と同様の感想。
なんだか不穏なヒキでしたのでとにかく続きが待ち遠しいです。
自衛隊の駐屯地で保護した少女はどう絡んでくるのでしょうか。
あと解き放たれた時子ちゃんの役割も気になります。死霊のえじきのバブっぽい感じを受けたんですけど、どうなるか。
早くVol.3出ないかなー。

今月買うエロゲ

 05, 2018 22:59
4月。
それは私がまた一つ歳を取る月。

さて嫌なことは忘れて、今月のエロゲ購入検討でございます。


Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01
4月の大本命。
あのメイラバのアフターストーリーということで、これは鉄板の面白さが期待できます。
ていうかあらすじ読んだだけですでに反則級。これはアホすぎる(褒め言葉
ただ、不満は2本に分けたことですね。
商売上の理由やボリュームの面で2分割はまぁ理解できなくもないので百歩譲っても良いんですが、その分け方にいささか疑問が。
正直なところこの分け方だとVol.2の2人がかなり不利なようなきがします。
せめて亜子と可憐は別々にすべきだったんじゃないかなぁ。

あと、本編の感想で散々貶した絵柄ですけど、公開されてるCG見るとなんか進歩してる気がする。気の所為?


もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界エロ魔法学園!
もっと!孕ませ!おっぱい異世界エロ魔法学園!
今月のエロ枠。
俺ツエーで明るいエロが楽しめそうなので。
連綿と続いた炎の孕ませシリーズの血を受け継ぎし物ですが、私はシリーズ未プレイなので思い入れゼロです。
単にダークエルフのナオミンに惚れたので買おっかなーと思っただけ。
やはり褐色銀髪はさいつよ。
ただ不安は多人数エロを推してるところかな。シーンが大味になってしまわないかというところがちょっと気になりますね。


あの頃、祖母はエロかった ~昔に戻って、ばあちゃんにエッチなお返しを~
これはビーンボール。
買おうかどうか迷っています。
これまでの祖母シリーズは買っているのでこれも買うのが筋のような気もするのですが、ここまで付き合ってきたからもう良いかなーという気もしないでもない。
今回は無邪気の楽園みたいな設定で捻ってあってシリーズとしてのマンネリ打破しようという気概は感じますが、そもそもそうまでして続ける意味のあるシリーズなのかという疑問も...。
いや、ババショタは嫌いじゃねーのよ?
もうちょいギリまで迷います。


今月はこんな感じですかねー。
とりあえず大外れのなさそうなメイラバFDがあるだけ気が楽です。
とは言え某3つのきら星の例もあるように蓋を開けてみないと分からないのがエロゲなので油断はできないのですが。

雲上のフェアリーテイル 感想

 29, 2018 23:17
雲上のフェアリーテイル【COSMIC CUTE】

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雲上のフェアリーテイル略してうんていらしいです。
ということでうんていクリアしました。


まず最初の注意点としては、これはブランドの前作である空のつくりかたをプレイ済みである方がより楽しめる作りであるということをお知らせしておきます。
HPには明記されていない気もしますが、世界は明らかに前作と繋がってる。
ただ、物語上前作知識必須というわけでもないので、ディエスイレに対する神咒神威神楽みたいなことにはならないかと。あくまで知ってた方がニヤリとできる、程度。

お話は軽快でテンポもよく掛け合いも楽しいまずまずの出来。
キャラクターも良いので、キャラゲーとしてのレベルは結構高いように思います。
シナリオ上の様々な困難も、主人公チームが舞台の中ではかなり上位の強キャラなのでわりとあっさりとクリアしてしまい、重大な問題には発展しないか、重くなってもすぐに解決します。
それを詰まらない、山も谷もないと思うか、くそしょーもないシリアスが無くて快適と思うかはユーザー各々の嗜好によると思います。私は後者だったのでそれなりに楽しめました。
かなりご都合主義的ではありますが、せっかくのポップな楽しい世界をろくでもないシリアスで邪魔されるのは御免です。
その点これはシリアスを極力少なく必要最低限に収めているのは私の好みに合致していて好印象でした。
シリアス展開も重い展開もあるにはあるのですが思いの外あっさりと解決(ギャグまじりに)してしまうのは悪くないんじゃないかなぁ。三馬鹿チート連中が基本主人公の味方なのはデカいですね。
そもそもこの作品のHPや販促をみてゴリゴリの激重シリアスを求める層は買わないと思うし。
なものでお話は結構好きでした。
個別に入ってからはほぼイチャイチャメインで話が進むのもグッドです。
基本的な流れは前作空のつくりかたと共通していますね。

テキストも軽快で読みやすく、悪くないとおもいます。
キャラが基本的にノリが良いし気心も知れているので掛け合いも楽しい。
ただ、描写というか表現というか表記が一本調子なところがあり、細かい部分がやや気になりました。
その最たるものが、ヒキのテキストがきまって「~~なのであった」なのがすんげーイラっとします。
体感では場面転換前の6割~7割はこの引き方のような気が。
これもうちょっと表記にバリエーションつけられなかったんですかね。
誰の視点でもこれだから単にライターの力の限界なのかしら。
でも前作はそんなこと無かったような気もするし...。ここは改善希望。

キャラクターも前述のように好印象。
キャラゲーでキャラが気に入れないとどうしようもないですがそんなことなくて良かった。
一番好きなのはダリアです。ノリが良くて面倒見が良くてお茶目なオトナの女性。
前作の和葉もそうですが元来ケモミミにさほど興味のない私に刺さるケモミミヒロインを持ってくるのはすごいぞ。
雪の有能ぶりも真琴の純真ぶりも良いぞ良いぞ。
ナツはまぁ、基本前作のハルだと思っておけばだいたい間違いではないですね。いろいろと既視感のあるヒロインでした。それが悪いとは言いませんが。
サブキャラ連中もめっちゃ濃い。
チートすぎて動かしづらいかと思いきやほぼほぼマッチポンプとしてシナリオ動かすのに使われてました。


絵は悪くはないですね。というか好き。前作に引き続きこれ買った理由の半分は絵なので。
特にイベント絵はキャッチーでいいと思います。
ただ立ち絵が時折不安定なのが勿体無い。
顔と掌が同一フレームに入ってくる立ち絵だとそのバランスの悪さが目に付きます。
あとシモーネはいつでもあのポーズなのは如何なものか。

エロは意外や濃厚。
ヒロイン一人につき5シーンは確保されており、ほぼ2回戦も完備。
アブノーマルな行為は皆無なものの、概ね不満のないえちーだったように思います。
エルフキャラ真琴(正確にはエルフではないけど)には珍しい和装えっちもあったりサービス精神も◯。
何より嬉しいのが事後の添い寝ピロートークが全ヒロインにあったこと。
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雪だけはピローではなくお風呂トークですが。
やはりこれがあると無いとではイチャイチャの印象が大きく違いますね。


システム面は大きな不満無し。前作時に挙げたシステム上の不満点はだいたい改善されています。良き。
ただ常にではないものの時折動作が重い気がしました。私のPCのクソスペックを差し引いても、クリックの反応が悪かったりしたことも度々。
あとウインドウモードでプレイする時フレキシブルにサイズを変更できるのは良いのですが、それが次回起動時リセットされてしまうのが勿体無い。そのくらいは記憶しておいてよ。


そんなわけで、総合的に見て大きな瑕疵のない手堅い作りのキャラゲーというのが概ねの印象でした。
飛び抜けた称賛要素が無い代わりに扱き下ろすポイントも無い安心できるクオリティ。
もちろん地味で退屈という評価もあるかと思いますが、私はシリアスをサラっと流した制作の判断に拍手を贈りたいと思います。

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